脱衣所の洗面所で毎日自分の顔を見る。
ほとんど365日毎日見ているのに、
ある日突然、完全なる自分の老いを感じる。
それが昨日。髪を短く切ったからだろう。
多分、老いた自分を認めたくないのだ。
認めたくないけれど、歴然とした事実としてそこにあるのに、
やっぱり認めたくないから、若い頃のままの髪型で居続けて、
老いをないことにしていた、、のではないかと、自己を考察する。
なにしろ、気持ちだけは本当に20歳の頃とほとんど変わっていないのだから。
自分の老いを認めていながら、認めていないという感覚。
それをようやく心から認めたものだから、今日一日は
被害妄想的に自意識が発動して、
人と目が合う度、
「こいつ老けてんな」
と思われている妄想にとらわれた。
それは妄想とわかっている。
人はそれほど他人を見ていない。
人はほとんど、自分を見ている。
老いを抱えて、
当たり前のものとして生きていかねばならない。
天気がうつろうのを自然な事として受け入れているように、
自然な事として受け入れたい。
若い事が良いことだ、という人間社会、文化に洗脳されているのだ。
洗脳から解き放たれ、自然のまま、自由にいきていきたい。
と、ビール飲むと自由になるのだ。なんじゃそら。
※追記 ブログ記事のタイトルをAIがつけてくれる、という機能を試したところ、
いくつかAIがタイトルを提案してくれた。
そのいずれもが的を得ているのだが、
いずれもが面白くはない、と感じた。
そんな中で、じゃあ俺だったらこんなタイトルにしよう、と思って、
AIに対抗するような感じでついたのがこのタイトル。
もちろんパクリ(オマージュ)だ。
人の心に深く突き刺さってしまうもの、
あるいはヒットしてブーム化するもの。
AIのブームは来るのだろうか、
くるのだろうね。
初音ミクはAIではないけど、ロボット的なものでは一番売れたのではないかな。
アイボとか、いたけどね。
ああ、脳が暴走しだした。おわり。