なかなか根付かないものが習慣だという話はご存じでしょう。
だからコツコツとやる事が大切で、
コツコツやるうちに習慣化されるのだ。
それ以外に習慣をつける術はない。
(そうでなければ望まぬ事故に合うとか、
想定以上の宝くじに当たる、くらいの事件が起こるしかない)
3日坊主という言葉は、やりたくて始めたはずなのに、
すぐにやめてしまう人の心をあらわした言葉だ。
やりたいはずならやればいいのに、
やりたくなくなって、すぐにやめてしまう人の心。
飽きやすいだけかもしれんがね。
だからこそ、気づかないうちに、
飽きずに続けていた事は大切にしたらいいのかもしれんね。
ところで新年から連日、毎日、日記ブログをアップする
試みをして、28日間続いた。
28日間続いたのだから、もっと他の習慣をつけよう、
という魂胆で、ひとまずその日記ブログを終了した。
それで何か代わりの習慣が根付いたのか?
Noである。
何も根付かず、それまでの何もなかった習慣が
ふたたび習慣として戻ってきただけだ。
そもそも僕はそういう、習慣をつけたいという習慣と、
身につかずに終わるだけ、それが習慣になっている、
という習慣がある。
そして習慣の本質を考察すると、
自分でなんとかしようと思った習慣など、
自分でも気づかずに築いてきた習慣に対して
ほとんど無力で、
他人からみたあなたというものは、
自分でも気づかずに築いてきたあなたの総体なのだろうなと思う。
あなたが気づいて築きたいと思ったあなたなど、
習慣化されるはずもないのだから、
それはあなたでもなく、誰から見ても認識されるものでもなく、
どこかにその想いだけが漂っていくだけだ。おわり。