14日目 火曜日の朝
人間には無意識の領域が実はとても大きいといわれる。
無意識の領域が現実の世界となってあらわれるという。
でもそういう実感がないのは、無意識とは意識では認識しづらい
からだ。
そしてたいてい、最終的な結論は意識に任せる。
無意識ではAだと思っても、他の皆がBといえば
意識は同町圧力によってBと言ってしまう。
そのような集合意識が近年の幸福度の低さを生んでいるのではないか、
という推論。
そして僕は自分の推論を正しいと思い込む癖がある。
僕の無意識は勝手な思い込みばかりでできている。
そして幸福度はバカ高いわけではないが、
多分、たいていの人よりは高いのではと思う。