鈴木翔 フロムオキナワ

こんにちは。鈴木翔です。 心は旅人、憧れはミュージシャン、実質はサラリーマン。おてやわらかにお願いします。

SUNDAY MORNING

タイトルは関口宏とは無関係。

 

 

日曜にしては珍しく早起きをしてブログを記す。

休日の早起きも習慣にしよう。

 

いつも何回目かがわからず、奥さんに怒られる

結婚記念日。それが先日だった(たしか5か6回目)。

 

長く同じ人と一緒にいると、たぶん、同化が

始まるのだろう。彼女に対して向ける目が、

自分に向ける目と同じようになってきているような

気がする。だから自分との対話にタブーがないように、

彼女に対しても何でも言える。

(とはいえ、やはり行き着く先は他人なので、

いくつかタブーはあるが、それにしても)

 

そんなこんなで彼女を長期的にみていると、

何か月だか、何年かのスパンで同じようなところを

繰り返しているようにみえる。

 

たとえば、

 

持ち物をとにかく整頓して、処分して、

ミニマムにミニマルに暮らすんだ、と言う。

 

そう言ったかと思うと、あれやこれやを買い込んで、

また同じ暮らしをしている。

そしてまたしばらくすると、それらの処分をはじめる。

 

そのことを本人に話すと、彼女は

 

「それはそうかもしれない」

 

と言う。

 

僕はひそかに、そういうところで

 

「そんなことはないわよ」

 

とは言わないところが、

付き合いだしてから結婚に至り、

離婚せずに一緒にいられる理由のひとつだと

思っている。もちろんこれはノロケだ。

 

習慣の力はすごいという。

我々は習慣でしか動けないらしい。

勝手に身についている習慣には良い習慣も

悪い習慣もあるだろう。

あとからでも健康で健全で楽しくなる習慣をコツコツと

形成する事が理想だ。

 

そして習慣がつくというのは、同じところを

グルグルと彷徨うという事なのか、とも思う。

おそらくそうだろう。

野良猫を入念に観察すると、綺麗に

ルーティンな生活をしている、という実験を

テレビを見たことがあるが、

我々を同じように観察したらきっと同じはずだ。

 

 

 

プーチンが暴挙に出て2週間ほどが経つ。

多くの人間が、おそらくほとんどの人間が

プーチンに否定的だろう。

 

「あれだけ学んだじゃないか、どうしてまた

戦争をするんだい。どうして原発を攻撃するんだい」

 

 

「どうして?」

 

「ホワイなぜに?」

 

と、理由を知りたくなるのは習慣ともいえるし、本能とも

いえるだろう。

 

僕と奥さんが同化しているとして、

人類というものが一つに同化しているとすると、

戦争も習慣化しているのではないのか。

頭でわかっていてもやってしまう悪癖のように

グルグルとまわっているのだ。

 

ウクライナの犠牲者。将棋の駒のようなロシア兵の犠牲者。

これ以上犠牲者は増えるべきではないが、どうしたら

これ以上の犠牲者を出さずしてプーチンを止められるだろう。

世界中が考えている。

 

逆上させてはいけないがプーチンは説得には応じない。

かといって言い分をすべて飲むわけにもいかない。

 

とある資産家が個人でプーチンに10億円(だったかな)

の懸賞金をかけたらしいが、

ほんとにもう、

 

「殺ってよし」

 

と思ってしまう。

 

「殺ってよし」

 

は戦争をする人の考えと同じだから

おなじあなのむじな

なのだけど、

 

しがないおじさんとしては

 

殺ってよし、

 

しか結論が出ない。